他にもある! 注目度の高い大学院はここ!!
 
 

我が国の大学数は782校です(平成25年度 学校基本調査報告書速報/文部科学省。以下同じ)。このうち大学院を設置している大学は627校に上り、大学院生の数はおよそ26万2100人に達しています。このうち社会人はおよそ5万5300人で全大学院生の21.5%を占めています。これは平成15年度の3万5400人(15%)より1万9000人、平成18度の4万8600人(17%)より6700人も増えており、社会人の大学院進学が年々盛んになっているようすがわかります。

“Reマナビ.com”「社会人のための大学院・専門職大学院 徹底研究」では、このように盛んになった社会人にみなさんの大学院進学をバックアップするために、今人気の8つの大学院や専門職大学院、または資格・学問を取り上げてその内容や進学方法などを解説しています。

しかし注目される大学院や学問はそれらばかりではありません。ここで紹介している大学院も、注目度が高く各方面から期待されているところばかりです。ぜひクリックして各大学院の内容をチェックしてください。

■知的財産大学院

知的財産とは、人間の思考によって生み出される財産の総称であり、法律的には特許権・実用新案権・意匠権・商標権といった産業財産権と、著作権・著作隣接権などからなる著作権などがあります。20世紀後半から経済活動のボーダーレス化が進み経済交流が活発になると、企業が自社の開発した独自の技術を知的財産として保護するだけでなくこれを戦略的に利用することの重要性が注目されるようになりました。さらに知的財産を国益としてとらえ、それらの保護育成について国家も積極的に関与するようになりました。そのため、知的財産をめぐり、その保護、あるいは侵害に関する国際間での訴訟が多発するようになりました。このように重要さを増した知的財産を専門的に取り扱う人材を育てるために生まれたのが知的財産に関する大学院です。

日本では平成16年に政府の知的財産戦略本部が打ち出した「知的財産戦略計画2004」に、「知的財産に関連する人材の育成と知的財産教育を推進するために専門人材を育成するために知的財産に関する大学院、学部、学科の設置を推進し、知的財産教育・研究の基盤を整備する」という施策が打ち出されました。

知的財産を専攻する大学院は通常の課程が多数を占めていますが、専門職大学院としては、東京理科大学大学院の総合科学技術経営研究科知的財産戦略専攻や、大阪工業大学大学院の知的財産研究科知的財産専攻があります。なお、知的財産大学院修了者は弁理士の受験科目が一部免除されています。