大学通信教育~入学から卒業まで
 
 

〔1〕入学資格 「正規の課程」に入学する資格として、高等学校を卒業またはそれと同等以上の学力があると認められた者、あるいは高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格した者等です。
〔2〕入学時期 毎年4月(前期生)と10月(後期生)の2期を入学時期としており、それぞれの出願期間を広く設けてあります。
〔3〕入学選考 原則として書類選考で入学の可否が決まります。「入学案内」の中にある入学志願書に、最終学歴の成績・卒業証明書、健康診断書等を添えて出願します。なお、一部では、「志願理由書」、「小論文」などの提出も必要です。
〔4〕編入学・再入学・転入学 高等専門学校の卒業者、専修学校の専門課程の修了者は大学・短期大学に、短大の卒業者は大学にそれぞれ編入学することができます。短大の卒業者が短大へ、大学の卒業者が大学に再入学(学士入学)することも可能です。大学の中退者が大学の2年または3年次に、短大の中退者が短大の2年次に転入学することも可能です。
編入学(再入学、転入学)することにより、卒業までの在学年数、修得単位数が軽減されます。これを希望する場合は、事前に希望する大学・短期大学に確認することが必要です。
〔5〕出願手続 入学したい大学・短大の「入学案内」を請求し、入学志願書等に必要書類を添えて手続きします。 一般的に、入学出願の際に学費も合わせて納入します。手続きを簡素化するためです。
〔6〕費用 入学の際に必要となる入学諸費と、毎年納める学費等があります。編入学の場合、別に編入費等が必要な大学・短期大学もあります。



〔1〕卒業要件 大学の場合は、4年以上在学し124単位以上の修得、短大の場合は、2年(または3年)以上在学し62単位以上を修得する必要があります。また、大学の場合は124単位のうち30単位以上、短大の場合は62単位のうち15単位以上を面接授業によって修得しなければなりません。取得単位は学校によって異なる場合があります
〔2〕卒業試験 多くの大学・短大は卒業試験を実施します。卒論と総合面接試問とに分かれ、これに合格しなければなりません。
〔3〕卒業 卒業試験に合格し、教授会での選考を経て卒業が決まります。卒業すれば通学課程の卒業生と全く同じで、大学では学士、短大では短期大学士の学位が授与されます。また、その大学・短期大学の同窓会のメンバーにもなります。卒業時期は、毎年3月と9月の2回。ただ、卒業式は前年9月の卒業者を含めて毎年3月のみに行う大学・短大が多いようです。



大学通信教育の学生の特典には次のようなものがあります。
〔1〕奨学金 日本学生支援機構による奨学金や各大学・短期大学独自の奨学金制度の給付・貸与対象資格が得られます。
〔2〕割引・控除 通信教育の学生にも、一般の学生と同じくさまざまな割引を受けることができます。
  1)リポート等を提出する場合の郵便料金に第4種(通信教育)が適用されます。
2)試験やスクーリングに出席する場合に学割が発行されます。スクーリング期間中は通学定期券を購入できます。
3)勤労学生として所得額に対する控除が受けられます。ただし、控除に関しては所得制限があります。
4)スクーリング出席のための取扱いとして、公務員は、スクーリング出席のための休暇を認めるところが多く、学校の教職員も出席に便宜がはかられることが多いようです。企業でもスクーリング出席に理解を示しているところもあります。

なお、私立大学の通信教育については私立大学通信教育協会のホームページに詳しい解説がありますので、ぜひそちらを参照してください






 
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