大学通信教育とは
 
 

大学通信教育は、昭和22年に学校教育法によって制度化され、昭和25年には正規の大学教育課程として認可され、以来50年以上にわたって実施されています。仕事と両立させながら学べる大学通信教育は、いつでも、どこでも、だれでも、何でも学べる教育機関として、今後その発展がますます期待されています。
現在、37大学、18大学院、9短期大学が通信教育を実施(放送大学を含む)しており、全国でおよそ28万人がそれぞれの学習動機に合わせて学んでいます。大学通信教育は、地理的、時間的制約などで、大学・短大で学ぶことが困難な人たちの期待に応えようとする正規の大学教育課程です。社会人の再学習や生涯学習のステージとして、開かれた高等教育機関です。



学習方法の特色

大学通信教育の学習方法は、文部科学省の定める大学通信教育設置基準によって、〔1〕印刷教材等による授業、〔2〕放送授業、〔3〕面接授業、〔4〕メディアを利用して行う授業、の4つが規定されています。
印刷教材等による授業は大学通信教育の中心的な学習方法で、大学から送付または指定されたテキストを学習し、与えられた課題に沿って学習成果を報告(リポート)して添削指導と評価を受けます。また、印刷教材等による授業だけでは不十分な科目や学習内容もあることから、面接授業(スクーリング)や放送授業(主に放送大学が実施)が行われています。また、メディアを利用して行う授業は、インターネットやテレビ会議式の遠隔授業の形態です。



4つの履修法について

大学通信教育の履修方法にも以下の種類があります。大学によって名称が異なる場合や募集を行っていないことがあります。
〔1〕正科生(正規の課程) 大学または短期大学の卒業を目ざす正規の課程です。高等学校卒業等の大学入学資格が必要です。
〔2〕聴講生(科目等履修生) すでに取得している教員免許状を上級免許状にする、あるいは他の教科の免許状を必要とする、教職課程の未修得科目の修得を希望するといった場合は、聴講生(科目等履修生)として必要な教職課程の科目、単位を修得することができます。
〔3〕科目別履修(科目等履修生) 通信教育課程が開設している科目の一部を選択して学ぶ方法です。職業上の知識や教養のために学ぶのに利用されます。大学入学資格を必要とする場合、満18歳以上であれば誰でも入学できる場合、とがあります。
〔4〕特修生(科目等履修生) 一部の大学・短期大学では、大学入学資格のない人のためのコースを設け、1)認定試験合格、2)所定の単位修得、3)所定の単位修得と認定試験合格、などの条件によって正科生1年次に入学できる途を開いています。また、特修生として修得した単位を、卒業所要単位として認定する大学・短期大学もあります。

なお、私立大学の通信教育については私立大学通信教育協会のホームページに詳しい解説がありますので、ぜひそちらを参照してください。





 
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